僕らが旅に出る理由

まもなく世界一周にでます

エンドロール

ふと考える。私らしい旅とはなんだろうか。


世界一周ときくと壮大な旅や

冒険、出会い、トラブル

みたいなドラマを想像されるのだろう。僕はほとんど無縁になる。行きたい場所があるわけでも、現地人との交流がしたいわけでもない。私の世界一周がキラキラしたものとは到底思えない。精神が安定することは稀で大体落ちてたり、たまにハイになってたりする。初めは死を求めて彷徨い続ける予定だった。数年前、バイクで日本一周したあと自殺した人がいたような気がする。あの方も同じような心境だったんだろうか。少し羨ましくもあった。僕には自殺はできないからだ。ビルの8階。酔った勢いで飛び降りようとしたけど怖くて泣いた。ひたすら泣いた。気付いたら朝で酔いも覚め、憂鬱だけが残った。あの日から自殺だけはできないのだと、そんな勇気がないのだと知りただただ彷徨って生きている。酔生夢死。自分のためにあるような言葉だ。


世界一周なんてそんなに特別なことではないのかもしれない。大阪と北海道の距離を考えたら台湾だってほとんど一緒だ。情報も集め出したら十分過ぎるほどあるし、言葉の壁も翻訳アプリなんてものを使えればないようなもんだ。少し遠くにお出かけするだけなんだ。


結局何が伝えたいかっていうと

病んで腐ってる人がいたら出てみるのはどうだろうか。道中死ねたらそれがハッピーエンドだとも思うんだ。死にたいが口癖なら尚更。それで人生変わってもいいし変わらんくてもいいし、日本でこのまま生きてても辛いなら逃げるために世界一周。なんてのもありなんじゃないかなあと思う。自殺できない人への代替案。


ネガティブ満載な人間だな、とか思う?

落ちてる時はこんなもんだろう。

 


最後に、

 


こんな文章晒して悦に浸ってる人間がいたら関わらない方がいいと思うよ。