僕らが旅に出る理由

まもなく世界一周にでます

世界一周中アラスカフェアバンクス編

旅の目的の全て。ここに辿り着けたらもう他はそんなに重要ではなかった。

 

まさかの飛行機寝過ごしで落ち込んでいたが、買い直した便で翌朝アラスカについた。吹っ飛んだ55000円がどうでも良くなるほどの景色にそれまでの鬱屈とした感情も吹っ飛んだ。僕の日常は雪の積もらない街で暮らしている。だからこそ一面雪が積もっている、そして−22度という極寒。その全てが非日常であり、自然だった。

 

空港から乗り物での移動が正しい姿らしいが

どうしても歩いてみたくなった。地図上の距離だけ見ればいままでたくさん歩いてきた僕にとっては可愛いものだと思ったし、なによりこの景色を何も通すことなくこの眼でみていたかった。順調に歩いていた。途中までは。立ち止まっては写真を撮る。初めは良かったのだ。どんどん指先が冷え、足先も冷え、怪我などの可能性へ意識が移り始めると少し後悔した。1番よくなかったのは靴だ。vansのスニーカーで歩いていい道ではないのだ。ソールの厚さなど5分も立たず貫通し、足全体を冷やす。最後の方はもう太ももまで震えていた。根性論で我慢して歩くのは得意だ。しかし体がそれを認めてくれない。霜焼けとかそういうのででてくる。実際その日の夜には少し靴が窮屈になっていた。

 

手持ちの装備でなんとかするために靴下を2重にする。そして靴下を手袋にもした。その上で萌え袖にして、脇に挟む。上半身は割となんとかなった。風があまりないためか。

 

都会の寒さとはまた違った、寒いというよりかは冷たいといった感情だった。

 

スーパーについて温まる。2時間は過ごした。バスについても少し予習したし、そのための両替なんかもしていただいた。イートインコーナーもあってご飯も食べれた。恩人ならぬ恩スーパーだ。

 

その後も何度も歩いたりしたのだが、少し長くなり過ぎたか。

 

 

2024年8月ごろから人員不足?でバスのダイヤ変更があったらしいのだけど、Googlemapはまだ反映されてなくて過去の情報を流している。ということに気をつけて。この情報が必要な人に届くことはなさそうだけど。

 

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僕の旅の終わり。あとはエンドロールとおまけぐらい。